先日、日本行政書士政治連盟千葉会において、令和7年度第1回となる総務委員会が開催されました。
なお、千葉会として総務委員会を正式に実施するのは、今回が初めての取り組みとなります。
私は総務担当幹事の一人として、本委員会の運営および協議に携わりました。
本委員会では、長時間にわたり、政治連盟としての在り方や内部規程の見直しについて、丁寧な議論が行われました。行政書士という専門職が社会の中で果たす役割、そしてその活動を支える政治連盟の機能について、改めて考える機会となりました。
日政連の役割と、時代に応じた組織運営
日本行政書士政治連盟(日政連)は、行政書士制度の安定的な運用と発展を目的として、制度・法令・政策に関わる活動を行う組織です。
日々の業務では見えにくい部分もありますが、行政書士が専門職として社会に貢献し続けるためには、制度面を支える政治活動が欠かせません。
一方で、近年は物価上昇や社会構造の変化が進み、組織運営の前提条件も大きく変わってきています。
従来の規程や運用が、現在の実態と必ずしも合致しない場面も生じており、「守るべき制度」と「柔軟に対応すべき現実」とのバランスが、これまで以上に重要になっています。
合議制のもとで進める規程の見直し
今回の総務委員会では、こうした背景を踏まえ、規約・細則・各種規程の見直しについて協議を行いました。
特に、地区ごとの活動実態に配慮した運用の整理や、役割分担を明確にするための規定整備について、慎重かつ建設的な議論が交わされました。
また、新たに旅費規程(案)を作成し、今後の幹事会・定期大会へとつなげていくことが確認されました。
金額や支給基準といった実務的な内容についても、政治連盟としての活動を継続・強化するため、地区間の不公平が生じないよう整理が行われています。
これらの検討は、誰か一人の判断で進められるものではなく、合議制のもと、複数の視点を持ち寄りながら進められました。
先人たちが築いてきた規程や考え方を尊重しつつも、時代に合わせて見直すべき点は見直す――その姿勢こそが、組織の健全性を保つものだと感じています。
制度を支える「地道な作業」の大切さ
規程の見直しや内部ルールの整備は、外から見ると地味な作業かもしれません。
しかし、こうした積み重ねがあってこそ、政治連盟の活動は安定し、結果として行政書士制度そのものを支える力になります。
今回、千葉会として初めて設置・実施された総務委員会を通じて、制度と現実の間に生じるズレに真摯に向き合い、対話を重ねながら調整していくことの大切さを改めて実感しました。
今後も、行政書士としての実務に向き合う一方で、制度を支える側の役割についても、できる範囲で誠実に取り組んでいきたいと思います。

