令和8年5月16日、千葉県行政書士会市原支部の令和8年度定時総会が開催されました。
会場は、市原市五井中央西にある市原マリンホテルです。
当日は気温も高くなり、外を歩いていると少し汗ばむような陽気でした。
春から初夏へと季節が移り、夏の訪れを感じる一日でもありました。
市原支部の令和8年度定時総会
今回の定時総会では、令和7年度の事業報告、決算及び監査報告、令和8年度の事業計画案、予算案などが議案として取り上げられました。
昨年度の市原支部では、研修会が4回開催されました。
相続に関する実務、不動産表示、農地法、建設業許可の電子申請、経営状況分析など、行政書士業務に直結する内容が取り上げられています。
行政書士の業務は、法律や制度を理解するだけでなく、実際の申請手続きや地域の実情に合わせて対応していくことが求められます。
その意味でも、支部研修は会員の実務力を高める重要な機会であると感じます。
地域に根ざした支部活動
市原支部では、市原市役所市民相談室において、司法書士会・土地家屋調査士会との合同による無料相談にも協力しています。
令和7年度も、毎月第2水曜日に相談員を派遣し、相続などに関する相談対応が行われました。
また、10月の行政書士制度広報月間には、官公署への訪問や、JR五井駅・八幡宿駅・姉ケ崎駅の掲示板へのポスター掲示、駅頭キャンペーンなども実施されています。
こうした活動は、行政書士という制度を地域の皆様に知っていただくための大切な取り組みです。
普段は目立ちにくい活動かもしれませんが、行政手続きに困ったときに「行政書士に相談できる」と思っていただくためには、日頃からの広報活動が重要だと感じます。
令和8年度の活動方針について
令和8年度の事業計画では、支部研修会の開催、市原市役所市民相談への相談員派遣、広報月間の官公署訪問、駅頭キャンペーン、親睦旅行、新年会などが予定されています。
また、本会事業への協力として、行政書士試験協力、実務者連絡会・協議会、エンディングノート等のセミナーへの講師派遣なども計画されています。
特に近年は、行政手続きの電子化が進んでいます。
千葉県内でも、行政システムの電子化や、各システム間の連携が進んでいくことが予想されます。
建設業許可や各種許認可、相続、農地、入管、法人関係の手続きなど、行政書士が関わる分野は多岐にわたります。
制度やシステムが変わる中で、行政書士自身も新しい情報を学び続け、地域の方々に分かりやすく案内していく必要があります。
日本行政書士政治連盟千葉会市原地区協議会も開催
同日、日本行政書士政治連盟千葉会市原地区協議会も開催されました。
令和7年度の運動報告では、各種選挙への対応、行政書士制度推進の観点からの活動、規則の見直し、令和8年1月1日施行の行政書士法改正への対応などを千葉会幹事の立場で報告をさせて頂きました。
行政書士制度は、日々の実務だけで成り立っているものではありません。
制度を維持し、社会の変化に合わせて発展させていくためには、関係団体による継続的な活動も重要です。
法制度が変わり、社会の仕組みが変わり、行政手続きのあり方も変わっていく中で、行政書士がどのような役割を果たしていくのか。
今回の協議会を通じて、その点についても改めて考える機会となりました。
総会後の懇親会
総会終了後には、懇親会も行われました。
普段の業務では、同じ支部の先生方であっても、なかなかゆっくり話す機会は多くありません。
懇親会では、日々の業務のこと、支部活動のこと、今後の行政書士業務のことなど、さまざまな話をすることができました。
行政書士の業務は、それぞれの専門分野によって内容が大きく異なります。
だからこそ、支部内で顔の見える関係を作り、情報交換ができることは、とても大切だと感じます。
変化の時代に、地域に必要とされる行政書士へ
行政手続きは、今後さらに電子化が進んでいくと思われます。
一方で、制度が便利になるほど、利用する方にとっては「どこを見ればよいのか」「どのように申請すればよいのか」が分かりにくくなる場面もあります。
そのようなときに、制度と現場の間に立ち、分かりやすく案内できる存在であること。
それが、これからの行政書士に求められる役割の一つだと思います。
今回の定時総会を通じて、昨年度の活動を振り返るとともに、令和8年度の支部活動の方向性を確認することができました。
市原支部の一員として、今後も地域の皆様のお役に立てるよう、日々の業務と支部活動に取り組んでまいります。

