本日、千葉県行政書士会 市原支部の第2回研修会が、市原市の八幡公民館にて開催されました。
講師には土地家屋調査士の松本先生をお招きし、令和5年から始まった「相続土地国庫帰属制度」の概要や、具体的な手続きの流れについてご講義をいただきました。
🏠 相続土地国庫帰属制度のポイント
この制度は、相続などで取得した土地のうち、管理が難しい場合などに一定の条件を満たせば国に引き渡すことができる制度です。
松本先生からは、
- 制度の背景と目的
- 申請手続きの実際
- 注意すべき点や事例
について、わかりやすくお話しいただきました。
制度開始から1年以上が経ち、実際の運用や審査の傾向も見えてきており、今後行政書士として関わる機会も増えていくことが予想されます。
💡 相続登記の義務化と、変化する行政書士の役割
先日のエンディングノートセミナーでも触れたように、相続登記の義務化や所有者不明土地の問題は、社会全体の関心が高まっています。
こうした流れの中で、行政書士は「書類を作る専門家」から、「権利関係を整理し、次世代へつなぐ役割」へと進化していると感じます。
時代とともに変わる制度に合わせて、行政書士として柔軟に学び続けることの大切さを実感しました。
🏗️ 八幡公民館のすぐ隣で「やわたパレット」工事が進行中!

今日の研修会場である八幡公民館のすぐ隣では、令和8年3月オープン予定の新複合施設「やわたパレット」の工事が進んでいました。
外観もだいぶ仕上がってきており、完成後の姿が今から楽しみです。
以前この場所には「青少年センター」があり、市原支部では幹事会や研修会を行っていた思い出深い場所でもあります。
新しい「やわたパレット」が完成したら、この立派な施設で研修会などを開催できる日が待ち遠しいですね。
📚 まとめ
今回の研修では、「相続土地国庫帰属制度」を通して、行政書士が果たすべき役割の広がりを改めて感じました。
参加された皆さま、そして松本先生、貴重なお話をありがとうございました。
地域の発展とともに、行政書士としての活動もますます深めていけたらと思います。
