朝晩の空気が少しずつ冷たくなり、秋の深まりを感じる季節となりました。
金木犀の香りが漂い、空気が澄んでくると、1年の早さを感じますね。
官公署を訪問して感じたこと
10月は「行政書士制度広報月間」。
市原支部の幹事として、私は市内の官公署を訪問し、
行政書士制度をお知らせするポスターの掲示や、活動へのご理解・ご協力のお願いをして回りました。
どの窓口でも温かく迎えていただき、
職員の方々と地域の手続きや制度について意見を交わす中で、
「行政書士の仕事は、行政と市民をつなぐものだ」と改めて感じました。
私たちの活動は、目立たないところで少しずつ、地域の暮らしを支えているのだと思います。
行政書士制度も、時代とともに
来年(2026年)1月1日から、行政書士法の改正が施行されます。
今回の改正では、行政書士の「使命」と「職責」がより明確になり、
デジタル社会への対応が職責として新たに位置づけられます。
また、特定行政書士の業務範囲の拡大や、
報酬を得て官公署に提出する書類の作成は行政書士に限られることも明確化されました。
これは制度を守るためというよりも、
依頼される方が「安心して行政手続きを任せられるようにする」ための改正です。
デジタル化が進む今だからこそ、行政書士も柔軟に、誠実に変わっていく必要があります。
地域の秋とともに
10月4日(土)・5日(日)には【第12回 上総いちはら国府祭り】が開催されました。
地元の方々の笑顔、太鼓の響き、秋晴れの空――
地域の元気を肌で感じる二日間でした。
地域の行事や人とのつながりが、
行政書士としての原点を思い出させてくれます。
私たちの仕事は「書類」を扱う職業であると同時に、
「人」と「地域」をつなぐ職業でもあります。
これからも市原支部の一員として、
地域の皆さまや行政の方々と協力しながら、
一歩ずつ地道に活動を続けていきたいと思います。
秋の夜が少しずつ長くなるこの季節、
皆さまもどうぞお体に気をつけてお過ごしください。

