8月もいよいよ終わりに近づきました。朝夕に少しずつ秋の気配が感じられるようになってきましたが、日中はまだ厳しい暑さが続き、連日のように「熱中症警報」が発表されています。市原市にお住まいの皆さまも、体調にはくれぐれもご注意ください。
私は行政書士として市原市を拠点に、在留資格(ビザ)の申請や各種許認可手続きをお手伝いしています。地域の行政書士として活動する中で、最近は外国籍の方からの在留資格申請に関するご相談が増えており、申請取次の研究会などにも積極的に参加しています。社会の変化に合わせて制度も日々変わっていくため、私自身も常に勉強を続ける必要があると感じています。
先日、出入国在留管理庁から「在留期間更新許可申請等の際に提出する顔写真について」という通達が届きました。内容は、スマートフォンのアプリで撮影した写真が、自動的に補正や加工をされてしまうことで、申請書類として使用できない場合がある、という注意喚起です。確かに最近のアプリは便利ですが、知らないうちに顔の輪郭や色調が変わってしまうこともあり、本人確認のための顔写真としては不適切になってしまいます。
在留資格申請では、顔写真も大切な要件の一つです。入管の近くにある写真店などは、こうした要件を熟知していて安心ですので、これから申請を予定されている方は、ぜひ信頼できる店舗で撮影されることをおすすめします。
市原市でも外国籍の方が増え、地域社会はますます国際的になってきました。その中で行政書士が果たす役割も広がっており、地域の皆さまのお役に立てるよう、引き続き努力を重ねていきたいと思います。
まだまだ暑さが続きますが、皆さまどうぞお元気でお過ごしください。

