冬の冷たさが一層深まる中、江戸時代から続く市原市の風物詩「五井の大市」が今年も盛大に開催されました。この行事は地元市原市民に深く愛され、年末の風物詩として欠かせない存在です。賑わいの中、地域の歴史と活気が感じられる一日となりました。
同じ日に、市原市内では行政書士関連の2つの重要な活動も実施されました。一つは千葉県行政書士会市原支部による幹事会、もう一つは日本行政書士政治連盟(以下、日政連)の地区会です。これらの活動はそれぞれ独自の目的を持ちながらも、行政書士制度の発展と地域貢献を目指す点で共通しています。
地域との連携を深める取り組み
幹事会では、これまでの活動報告や次年度の計画が話し合われました。特に、市原市と締結している「災害時の支援協定」に関連する協定書の確認が行われ、次回研修会への反映が検討されました。
この準備を踏まえ、2025年1月18日(土)に市原マリンホテルで研修会が開催されることが決定しています。テーマは「災害時における市原市との支援協力について」で、関谷一和会長を講師に迎え、市原市での支援活動や行政書士の役割について議論が行われます。また、2019年の房総半島台風の現場に派遣された行政書士の実体験を共有する場も設けられ、実務に基づいた具体的な知見が深められる予定です。
さらに、研修会終了後には2025年新年会が開かれ、会員同士の親睦を深める貴重な機会となります。
第3回研修会詳細
- テーマ: 「災害時における市原市との支援協力について」
- 日程: 2025年1月18日(土)13:30~16:45
- 会場: 市原マリンホテル(市原市五井中央西2丁目22-8)
- プログラム:
- 第1部: 関谷一和会長「市原市との支援協定について」
- 第2部: 市原市役所 固定資産税課「罹災証明書の発行手続き」
- 第3部: 上坂彰会員「災害支援現場での活動報告」
新年会詳細
- 日程: 同日 17:30~19:00(受付開始 17:00)
- 会場: 市原マリンホテル
- 目的: 会員間の交流促進
日本行政書士政治連盟(略称:日政連)の地区会活動
行政書士制度の課題解決に向けて
一方、日政連の地区会では、今年一年間の活動の振り返りと、今後の課題解決に向けた取り組みが議論されました。
市原市の伝統と行政書士業界の未来
この日は、市原市の伝統行事と行政書士関連団体の活動が交差する特別な一日となりました。行政書士は、地域に根ざした法務の専門家として、市民の生活を支える重要な役割を担っています。
五井の大市が地域の歴史と文化を伝え続ける中で、行政書士業界もまた、その専門性を活かし、地域社会の発展に寄与しています。これからも市原市と行政書士の連携が深化し、多くの人々に寄与する活動が期待されます。