9月も下旬に差し掛かるというのに、まだまだ灼熱のような日差しが続いています。今日は、市原市 保健福祉部 高齢者支援課「通いの場」の活動の一環として、根田自治会館にてエンディングノートのセミナーを行ってきました。
人生の大先輩方にお会いする貴重な機会ということで、行政書士の標章をジャケットに刺し、しっかりと身なりを整えて準備していたのですが、この季節外れの暑さに急遽軽装へと変更しました。会場の根田自治会館へ向かいながらも、早く秋の涼やかな風を感じたいと思わずにはいられませんでした。
それにもかかわらず、多くの方々が足を運んでくださり、セミナーは大変盛況のうちに終了しました。エンディングノートの重要性について熱心に耳を傾けていただき、参加者の皆様にとって有益な時間となったことを嬉しく思います。
エンディングノートの意義
秋の訪れを感じ始める9月の中、今回のセミナーでは「エンディングノートを書くことの重要性」をメインテーマに取り上げました。エンディングノートは、過去の歩みを振り返るとともに、これからを見据える大切な機会です。遺言とは異なり、法的な拘束力こそないものの、残された家族や親しい人々に自分の意志を正確に伝えるための素晴らしい手段です。こうした内容を丁寧にお伝えし、多くの方々がノートの書き方に興味を持ってくださいました。
専門家による知識の共有
今回のセミナーには、千葉県行政書士会からも2名の方が派遣され、専門的な知識を共有していただきました。参加者からは「具体的にどのようにエンディングノートを書けば良いのか」「どのタイミングで家族に伝えるべきか」など、多くの質問が寄せられ、活発な議論が行われました。皆様が真剣に耳を傾け、エンディングノートを実際に書き始めるきっかけになったことは、このセミナーの大きな成果と言えるでしょう。
セミナー後の個別相談
セミナー終了後には、何名かの高齢者の方々から個別にお問い合わせをいただく機会がありました。、一人ひとりに合わせたアドバイスを提供できたことも、今回のセミナーの大きな成果の一つです。こうした相談を通じて、エンディングノートの重要性がより広く伝わったと感じています。
今後の展望
来月の10月12日 13時より今回のセミナーで得たフィードバックを活かし、より内容を充実させた講演会を市原市の夢ホールで実施予定です。この講演会では、エンディングノートだけでなく、相続や成年後見制度についても触れる予定です。参加者の皆様にとって、老後の備えを一層確かなものにするための有益な情報をお届けできるよう、現在準備を進めています。
9月の暑さは徐々に和らいできていますが、私たち行政書士としては、汗をかいて活動する日々が続きます。今後も皆様の生活や将来に役立つ情報を発信し続けたいと思います。今回のセミナーにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。そして、10月の講演会でまたお会いできることを楽しみにしています。